海外の美大受験でのポートフォリオについて
ロンドン芸大の入試にも、就活にも欠かせないポートフォリオ。ロンドン芸大で学んでいるポートフォリオのつくり方や、みせかたについて。
慌ただしいLCFでの最初の一週間がやっと終わりました。 日本の美術大学、私の場合はムサビで行われていた授業の形式ややり方とまた違って、面白くもあり、大変でもあり。 イギリスの美大を受験すると決めた時に困ったことのひとつ。
ポートフォリオ
こっちの美大を受験するときや、就職の際に必要とされるポートフォリオ。
日本にいたときに使っていたいわいる就活で使うような綺麗にレイアウトされた
ポートフォリオはイギリスの大学受験や就職ではあまり役に立たないでしょう。
授業を受けていてもひしひしと感じるのが、プロセスをすごく大切にしているということ。ポートフォリオを見る人は、完成品よりもプロセスをみたいのです。
今週のクラスはFashion Design and Technology というクラスで、いわゆるファッションデザインのクラス。
毎日の授業後、大量の宿題を出されそれをこなしていくのですが、その多くがいわいるポートフォリオ。毎日学んだことをA3サイズのノートに反映していきます。
全く綺麗にノートをつくる必要はなくとにかく自分がなにをやったか、学んだかをノートに反映させるようにつくっていきます。
このようにしてつくった記録ノートをこちらの学生はポートフォリオとして入試の際に提出します。
LCFでなくてもロンドンや海外の美大を受けようと思っている人はとにかくプロセスを入れることが求められますね。
写真は授業でわたしやクラスメイトがつくっているポートフォリオの一部です。


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